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舶來
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はくらい
ふりがな文庫
“
舶來
(
はくらい
)” の例文
新字:
舶来
坂
(
さか
)
の
上
(
うへ
)
の
煙草屋
(
たばこや
)
にて
北八
(
きたはち
)
嗜
(
たし
)
む
處
(
ところ
)
のパイレートを
購
(
あがな
)
ふ。
勿論
(
もちろん
)
身錢
(
みぜに
)
なり。
此
(
こ
)
の
舶來
(
はくらい
)
煙草
(
たばこ
)
此邊
(
このへん
)
には
未
(
いま
)
だ
之
(
こ
)
れあり。
但
(
たゞ
)
し
濕
(
しめ
)
つて
味
(
あじはひ
)
可
(
か
)
ならず。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「その殿樣が近頃
和蘭
(
おらんだ
)
舶來
(
はくらい
)
の素晴らしい遠眼鏡を手に入れ、二階の縁側から、あちらこちらと眺めるのを樂しみにしてゐた——といふのがことの起りで」
銭形平次捕物控:211 遠眼鏡の殿様
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
いたら
踊
(
をど
)
れ、
何
(
なん
)
でも
舶來
(
はくらい
)
ものの
苗
(
なへ
)
を
並
(
なら
)
べること、
尖端
(
モダン
)
新語辭典
(
しんごじてん
)
のやうになつたのは
最近
(
さいきん
)
で、いつか
雜曲
(
ざつきよく
)
に
亂
(
みだ
)
れて
來
(
き
)
た。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
踵
(
かゝと
)
の
黒
(
くろ
)
いのを
眞向
(
まむ
)
きに
見
(
み
)
せて、一
本
(
ぽん
)
ストンと
投出
(
なげだ
)
した、……
恰
(
あたか
)
も
可
(
よし
)
、
他
(
ほか
)
の
人形
(
にんぎやう
)
など
一所
(
いつしよ
)
に
並
(
なら
)
んだ、
中
(
なか
)
に
交
(
まじ
)
つて、
其處
(
そこ
)
に、
木彫
(
きぼり
)
にうまごやしを
萌黄
(
もえぎ
)
で
描
(
か
)
いた、
舶來
(
はくらい
)
ものの
靴
(
くつ
)
が
片隻
(
かたつぽ
)
。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
舶
常用漢字
中学
部首:⾈
11画
來
部首:⼈
8画
“舶”で始まる語句
舶来
舶載
舶載物
舶
舶大工
舶載地
舶載油
舶載織
舶来藍本
舶来蝋燭