“置塲”の読み方と例文
読み方割合
おきば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と思(おも)へども、晴(は)れぬ不審(ふしん)は疑(うたが)ひの雲(くも)に成(な)りて、唯(たゞ)一ト棹(さほ)の箪笥(たんす)の引出(ひきだ)しより、柳行李(やなぎこり)の低(そこ)はかと無(な)く調(しら)べて、もし其跡(そのあと)の見(み)ゆるかと探(さ)ぐるに、塵(ちり)一はしの置塲(おきば)も變(かわ)らず
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
嗚呼(あゝ)、大事切迫(だいじせつぱく)/\と、私(わたくし)は武村兵曹(たけむらへいそう)と顏(かほ)を見合(みあ)はしたる儘(まゝ)、身體(しんたい)の置塲(おきば)も知(し)らぬ程(ほど)心(こゝろ)を惱(なや)まして居(を)る、時(とき)しも忽(たちま)ち見(み)る、遙(はる)か/\の水平線上(すいへいせんじやう)に薄雲(うすぐも)の如(ごと)き煙(けむり)先(ま)づ現(あら)はれ