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紙箱
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かみばこ
ふりがな文庫
“
紙箱
(
かみばこ
)” の例文
誠
(
まこと
)
さんにつづいて、二、三
人
(
にん
)
の
子供
(
こども
)
らが
走
(
はし
)
ってゆきますと、
紙箱
(
かみばこ
)
の
中
(
なか
)
に二ひきのねこの
子
(
こ
)
がはいっていました。
僕たちは愛するけれど
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
手ばやく荷物へかけた黄いろの
真田紐
(
さなだひも
)
をといてふろしきをひらき、
行李
(
こうり
)
の
蓋
(
ふた
)
をとって反物のいちばん上にたくさんならんだ
紙箱
(
かみばこ
)
の間から、小さな赤い
薬瓶
(
くすりびん
)
のようなものをつかみだしました。
山男の四月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
一郎はポケットから小さい
紙箱
(
かみばこ
)
をとりだして、ジュリアの前に置いた。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
誠
(
まこと
)
さんは、
子
(
こ
)
ねこの
入
(
はい
)
っている
紙箱
(
かみばこ
)
を
抱
(
だ
)
きました。
二郎
(
じろう
)
さんは、
先
(
さき
)
になって、
町
(
まち
)
へ
出
(
で
)
るとあちら、こちらながめました。あちらに、お
菓子屋
(
かしや
)
のきみ
子
(
こ
)
さんがいました。
僕たちは愛するけれど
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
山男はしばらくぼんやりして、投げ出してある山鳥のきらきらする羽をみたり、六神丸の
紙箱
(
かみばこ
)
を水につけてもむことなどを考えていましたがいきなり大きなあくびをひとつして言いました。
山男の四月
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
▼ もっと見る
博士
(
はくし
)
は、
信吉
(
しんきち
)
の
走
(
はし
)
っていった
道
(
みち
)
を、
急
(
いそ
)
がずに
村
(
むら
)
の
方
(
ほう
)
へと
歩
(
ある
)
いてゆきました。そして、かきの
木
(
き
)
の
下
(
した
)
に
立
(
た
)
って、
待
(
ま
)
っていると、
信吉
(
しんきち
)
は、
小
(
ちい
)
さな
紙箱
(
かみばこ
)
を
抱
(
かか
)
えてもどってきました。
銀河の下の町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
紙箱
(
かみばこ
)
の
中
(
なか
)
には、すでに
芽
(
め
)
を
出
(
だ
)
しかけた、いくつかのすいせんの
球根
(
きゅうこん
)
がはいっていました。また、
古
(
ふる
)
びた
貯金帳
(
ちょきんちょう
)
といっしょに、なにか
書
(
か
)
いたものがほかから
出
(
で
)
てきました。それを
見
(
み
)
ると
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻