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紅雀
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べにすゞめ
ふりがな文庫
“
紅雀
(
べにすゞめ
)” の例文
子供々々したほつそりした人! まるで
紅雀
(
べにすゞめ
)
が私の足下にぴよい/\跳んで來て、その小さな羽根に私をのせてやらうと云つてるやうな氣がした。私は無愛想だつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
材料を支那に取つた「
紅雀
(
べにすゞめ
)
」
二
(
ふた
)
幕と「鬼を見て来た男」
一
(
ひと
)
幕は不気味な物である代りに「
妖惑
(
えうわく
)
する女」や「隅の部屋」の様な
大甘
(
おほあま
)
な喜劇を取合せて気分の平衡を計つてあつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
時々
(
とき/″\
)
悪戯
(
いたづら
)
をして、
其
(
その
)
紅雀
(
べにすゞめ
)
の
天窓
(
あたま
)
の
毛
(
け
)
を
挘
(
むし
)
つたり、かなりやを
引掻
(
ひつか
)
いたりすることがあるので、あの
猿松
(
さるまつ
)
が
居
(
ゐ
)
ては、うつかり
可愛
(
かあい
)
らしい
小鳥
(
ことり
)
を
手放
(
てばなし
)
にして
戸外
(
おもて
)
へ
出
(
だ
)
しては
置
(
お
)
けない
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
赤
(
あか
)
い
着物
(
きもの
)
を
着
(
き
)
て
居
(
ゐ
)
る、みいちやんの
紅雀
(
べにすゞめ
)
だの、
青
(
あを
)
い
羽織
(
はおり
)
を
着
(
き
)
て
居
(
い
)
る
吉公
(
きちこう
)
の
目白
(
めじろ
)
だの、それからお
邸
(
やしき
)
のかなりやの
姫様
(
ひいさま
)
なんぞが、
皆
(
みんな
)
で、からかいに
行
(
い
)
つては、
花
(
はな
)
を
持
(
も
)
たせる、
手拭
(
てぬぐひ
)
を
被
(
かむ
)
せる
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
それからみいちやんのやうなのは
可愛
(
かあい
)
らしいのである、
吉公
(
きちかう
)
のやうなのはうつくしいのである、けれどもそれは
紅雀
(
べにすゞめ
)
がうつくしいのと、
目白
(
めじろ
)
が
可愛
(
かあい
)
らしいのと
些少
(
ちつと
)
も
違
(
ちが
)
ひはせぬので、うつくしい
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“紅雀(ベニスズメ)”の解説
ベニスズメ(紅雀、学名:Amandava amandava)は、スズメ目カエデチョウ科の鳥である。
(出典:Wikipedia)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
雀
漢検準1級
部首:⾫
11画
“紅”で始まる語句
紅
紅葉
紅蓮
紅絹
紅玉
紅色
紅白粉
紅梅
紅殻
紅味