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空模様
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そらもよう
ふりがな文庫
“
空模様
(
そらもよう
)” の例文
旧字:
空模樣
「なんだか
怖
(
おそ
)
ろしいような
空模様
(
そらもよう
)
ですね。
今夜
(
こんや
)
はあれるかもしれません。
早
(
はや
)
く
家
(
うち
)
へ
帰
(
かえ
)
りましょう。」と、せみはいいました。
二つの運命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それにあの
時
(
とき
)
の
空模様
(
そらもよう
)
の
怪
(
あや
)
しさ、
赭黒
(
あかぐろ
)
い
雲
(
くも
)
の
峰
(
みね
)
が、
右
(
みぎ
)
からも
左
(
ひだり
)
からも、もくもくと
群
(
むら
)
がり
出
(
い
)
でて
満天
(
まんてん
)
に
折
(
お
)
り
重
(
かさ
)
なり、
四辺
(
あたり
)
はさながら
真夜中
(
まよなか
)
のような
暗
(
くら
)
さに
鎖
(
とざ
)
されたと
思
(
おも
)
う
間
(
ま
)
もなく
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
曇
(
くも
)
っていた空は少しずつ晴れまを見せ、ま昼の太陽は海の上にぎらぎらしていた。二階はまぶしいほどのあかるさなのに、山に面した北窓のほうは今にも降ってきそうな、
奇妙
(
きみょう
)
な
空模様
(
そらもよう
)
である。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
翌日
(
よくじつ
)
は、とこなつの
花
(
はな
)
は、
朝
(
あさ
)
のうちから、
空模様
(
そらもよう
)
がおかしく、
暴風
(
ぼうふう
)
のけはいがするのを
身
(
み
)
に
感
(
かん
)
じました。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「こちらは、これからいつもこんな
空模様
(
そらもよう
)
だ。」と、お
祖父
(
じい
)
さんは、
気
(
き
)
になされませんでした。
おかまの唄
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
急
(
きゅう
)
に、
空模様
(
そらもよう
)
が
変
(
か
)
わってきたので、あたりをこいでいた
船
(
ふね
)
は、あわてて
港
(
みなと
)
をさして
逃
(
に
)
げました。
海の踊り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
風
(
かぜ
)
の
出
(
で
)
そうな
空模様
(
そらもよう
)
の
日
(
ひ
)
でありました。一ぴきのせみが、
小
(
ちい
)
さなこちょうに
出
(
で
)
あいました。
二つの運命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
寒
(
さむ
)
い
風
(
かぜ
)
が
吹
(
ふ
)
いて、なんとなく
雪
(
ゆき
)
の
降
(
ふ
)
りそうな
空模様
(
そらもよう
)
でありました。
東京の羽根
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
模
常用漢字
小6
部首:⽊
14画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“空模”で始まる語句
空模樣