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稱
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な
ふりがな文庫
“
稱
(
な
)” の例文
新字:
称
針
(
はり
)
の
稱
(
な
)
に、
青柳
(
あをやぎ
)
、
女郎花
(
をみなへし
)
、
松風
(
まつかぜ
)
、
羽衣
(
はごろも
)
、
夕顏
(
ゆふがほ
)
、
日中
(
ひなか
)
、
日暮
(
ひぐれ
)
、
螢
(
ほたる
)
は
光
(
ひか
)
る。(
太公望
(
たいこうばう
)
)は
諷
(
ふう
)
する
如
(
ごと
)
くで、
殺生道具
(
せつしやうだうぐ
)
に
阿彌陀
(
あみだ
)
は
奇
(
き
)
なり。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
知れるが如く親族とても
惡臭
(
にほひ
)
に寄る春蠅の樣に、追ふがうるさきほどの人々なれば力になる者とてもなく、あはれ思ひは雲井にまで昇れど、甲斐なき女の手に學士の
稱
(
な
)
號をも取らせかねて
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
富
(
ふ
)
の
字
(
じ
)
と
云
(
い
)
ふ
稱
(
な
)
からして
工面
(
くめん
)
のいゝ
長唄
(
ながうた
)
の
姉
(
ねえ
)
さんが、
煙管
(
きせる
)
を
懷劍
(
くわいけん
)
に
構
(
かま
)
へて、かみ
入
(
いれ
)
を
帶
(
おび
)
から
拔
(
ぬ
)
くと、
十圓紙幣
(
じふゑんしへい
)
が
折疊
(
をりたゝ
)
んで
入
(
はひ
)
つて
居
(
ゐ
)
る……
偉
(
えら
)
い。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
宿
(
やど
)
の
入口
(
いりくち
)
に
井戸川
(
ゐどがは
)
と
云
(
い
)
つて
江戸川
(
えどがは
)
をなまつたやうな、
些
(
いさゝ
)
かもの
欲
(
ほ
)
しさうな
稱
(
な
)
の
流
(
ながれ
)
があつた。
古
(
ふる
)
い
木
(
き
)
の
橋
(
はし
)
が
架
(
かゝ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
稱
部首:⽲
14画
“稱”を含む語句
名稱
稱呼
通稱
稱讃淨土經
稱譽
改稱
稱讃淨土佛攝受經
稱號
一人稱
辭稱
讚稱
譽稱
誇稱
總稱
其稱
稱讃
呼稱
稱物
古稱
稱名
...