“稱讃淨土佛攝受經”の読み方と例文
読み方割合
シヨウサンジヤウドブツセフジユギヤウ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横佩家の郎女イラツメが、稱讃淨土佛攝受經シヨウサンジヤウドブツセフジユギヤウを寫しはじめたのも、其頃からであつた。父の心づくしの贈り物の中で、一番、姫君の心をニギやかにしたのは、此新譯の阿彌陀經一卷イチクワンであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
横佩家の郎女イラツメが、稱讃淨土佛攝受經シヨウサンジヤウドブツセフジユギヤウを寫しはじめたのも、其頃からであつた。父の心づくしの贈り物の中で、一番、姫君の心をニギやかにしたのは、此新譯の阿彌陀經一卷イチクワンであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
その頃ちようど、稱讃淨土佛攝受經シヨウサンジヤウドブツセフジユギヤウを、千部寫さうとの願をオコして居た時であつた。其が、はかどらぬ。何時までも進まぬ。茫とした耳に、此世話ヨバナシが再また、紛れ入つて來たのであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)