“石皿”の読み方と例文
読み方割合
いしざら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるいは土鍋どなべ行平ゆきひら石皿いしざら湯婆ゆたんぽ、粗末なそれらのものばかりは、醜い時代の力にまだ犯されずにいる。日々忙しく働く身だけは、病いも犯しにくいと見える。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
其間そのうち正午ひるになつたので、一先ひとま座敷ざしき引揚ひきあげ、晝餐ちうさん饗應きやうおうけ、それからまた發掘はつくつかゝつたが、相變あひかはらず破片はへんくらゐやうやくそれでも鯨骨げいこつ一片ひとひらと、石槌いしづち打石斧だせきふ石皿いしざら破片はへんなど掘出ほりだした。
それから石皿いしざらといふものや、砥石といしのようなものもあります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)