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石皿
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いしざら
ふりがな文庫
“
石皿
(
いしざら
)” の例文
あるいは
土鍋
(
どなべ
)
や
行平
(
ゆきひら
)
や
石皿
(
いしざら
)
や
湯婆
(
ゆたんぽ
)
、粗末なそれらのものばかりは、醜い時代の力にまだ犯されずにいる。日々忙しく働く身だけは、病いも犯しにくいと見える。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
其間
(
そのうち
)
、
正午
(
ひる
)
になつたので、
一先
(
ひとま
)
づ
座敷
(
ざしき
)
へ
引揚
(
ひきあ
)
げ、
晝餐
(
ちうさん
)
の
饗應
(
きやうおう
)
を
受
(
う
)
け、それから
又
(
また
)
發掘
(
はつくつ
)
に
掛
(
かゝ
)
つたが、
相變
(
あひかは
)
らず
破片
(
はへん
)
が
出
(
で
)
る
位
(
くらゐ
)
。
漸
(
やうや
)
くそれでも
鯨骨
(
げいこつ
)
の
一片
(
ひとひら
)
と、
石槌
(
いしづち
)
、
打石斧
(
だせきふ
)
、
石皿
(
いしざら
)
の
破片
(
はへん
)
など
掘出
(
ほりだ
)
した。
探検実記 地中の秘密:20 大森貝塚の発掘
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
それから
石皿
(
いしざら
)
といふものや、
砥石
(
といし
)
のようなものもあります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
もとより
轆轤
(
ろくろ
)
も用い型物も作ります。中で昔から近所近在に行き渡って使われている雑器は
紅鉢
(
べにばち
)
といわれる大きな深めの鉢であります。また「
石皿
(
いしざら
)
」と呼ばれる径一尺前後の浅い大皿であります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“石皿”の解説
石皿(いしざら、英:Metateまたはmealing stone)とは、皿型の磨製石器で穀物や木の実を磨り潰す目的で使用されたと考えられる道具の一つ。日本や中国を含め世界各地で発見されており、北中米では「メタテ」との名称で呼ばれる。
人類史において、石皿が登場するようになったのは約28万年前のアフリカとされており、日本だと石皿はすでに遺物扱いだが、諸外国ではメキシコをはじめ現在も石皿を使用している国・地域が見られる。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
皿
常用漢字
小3
部首:⽫
5画
“石”で始まる語句
石
石鹸
石垣
石塊
石見
石燈籠
石榴
石膏
石楠花
石碑