“行平”の読み方と例文
読み方割合
ゆきひら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さらに彼の兄行平ゆきひらに至っては、一層詩人的な情熱家であったにかかわらず、詩人としてはほとんど無能で、ようやく末流の才能しか持ってなかった。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
男3 とにかく、それは死んだ行平ゆきひらものですよ。確かにそうです。……全く執拗しつこいったらありゃしない……(左へ退場)
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
行平ゆきひらなどは今も大時代おおじだいの形であります。蓋物ふたもので黒地に白の打刷毛うちばけを施したものがありますが、他の窯には見当らない特色を示します。大中小とあります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)