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直々
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ぢき/\
ふりがな文庫
“
直々
(
ぢき/\
)” の例文
「恐れ入りますが、ちよつとお孃樣にお目に掛つて、
直々
(
ぢき/\
)
その時の樣子を伺ひたいと存じますが——」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
...
直々
(
ぢき/\
)
御訴訟
(
ごそしよう
)
は
恐
(
おそ
)
れ
入
(
い
)
り
候
(
さふらふ
)
が、
此儀
(
このぎ
)
は
平
(
ひら
)
に
御免
(
ごめん
)
下
(
くだ
)
さるべく
候
(
さふらふ
)
」と
辭退
(
じたい
)
すれば、
老公
(
らうこう
)
、「
謙讓
(
けんじやう
)
もものにぞよる、
君
(
きみ
)
より
命
(
めい
)
ぜられたる
重荷
(
おもに
)
をば、
辭
(
じ
)
して
荷
(
にな
)
はじとするは
忠
(
ちう
)
にあらず、 ...
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蒙
(
かうむ
)
るとも
明朝
(
あす
)
は未明に登城に及び
直々
(
ぢき/\
)
將軍家
(
しやうぐんけ
)
に願ひ奉るより
外
(
ほか
)
なしと思案を
極
(
きは
)
め家來を呼び出され
明朝
(
みやうてう
)
は六時の御
太鼓
(
たいこ
)
を
相※
(
あひづ
)
に登城致す
間
(
あひだ
)
其用意
(
そのようい
)
いたすべしと云付けられたり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殿樣が
直々
(
ぢき/\
)
にお手をかけられたら、この通り、おとなしくなつてしまうたわ。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
請
(
かう
)
べしと
頓々
(
やう/\
)
に決定して立花左仲は
頓
(
やが
)
て支配へ書面を
持參
(
ぢさん
)
せんと
爲時
(
するとき
)
安間平左衞門は左仲を
呼止
(
よびとめ
)
御邊
(
ごへん
)
此書面の趣意を能々
腹
(
はら
)
へ入れ置き
若
(
もし
)
宮崎内記儀
直々
(
ぢき/\
)
御尋ねあらば其時こそ日頃の
智辯
(
ちべん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
望みの通り青山播磨が
直々
(
ぢき/\
)
に相手になつてくるゝわ。
番町皿屋敷
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
吉例
(
きちれい
)
四國なれば
上野國
(
かうづけのくに
)
にて廿萬石下總國にて十萬石甲斐三河で廿萬石
都合
(
つがふ
)
五十萬石上野國
佐位郡
(
さゐのこほり
)
厩橋
(
うまやばし
)
の
城主格
(
じやうしゆかく
)
に御座候と
辯舌
(
べんぜつ
)
爽
(
さわやか
)
に申述
猶
(
なほ
)
申殘しの儀は明日成せられ候
節
(
せつ
)
越前
直々
(
ぢき/\
)
に言上仕つり候と申
演
(
のべ
)
終
(
をは
)
れば伊賀亮是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
々
3画
“直”で始まる語句
直
直接
直衣
直垂
直様
直截
直参
直義
直段
直下