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盲目
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めしひ
ふりがな文庫
“
盲目
(
めしひ
)” の例文
南さんは
行者久
(
ぎやうじやきう
)
さんと云ふ
盲目
(
めしひ
)
で名高い
音曲
(
おんぎよく
)
の師匠の弟子の一人でした。小いうちから琴も三味線も
胡弓
(
こきゆう
)
も上手だつたのです。
私の生ひ立ち
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
草ごめや
蛙
(
かはづ
)
のこゑの、夜に聴けばくくくとふくむ。おもしろよ
盲目
(
めしひ
)
の蛙、かいろ、くく、暗しとを啼く。
盲
(
し
)
ひぬ
盲
(
し
)
ひぬ、くくく。惜しや惜しや、くくく。
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
禍害
(
わざはひ
)
なるかな、偽善なる学者、なんぢらは人の前に天国を閉して、自ら入らず、入らんとする人の入るをも許さぬなり。
盲目
(
めしひ
)
なる手引よ、汝らは
蚋
(
ぶよ
)
を
漉
(
こ
)
し出して
駱駝
(
らくだ
)
を呑むなり。
如是我聞
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
年
少
(
わか
)
き姉妹の順礼
御詠歌
(
ごえいか
)
うたひながら下手より登場。姉なるは
盲目
(
めしひ
)
なり。
南蛮寺門前
(新字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
白鳥
(
はくてう
)
をよんでたはむれ 夜の霧にながされる
盲目
(
めしひ
)
のばらのはな。
藍色の蟇
(新字旧仮名)
/
大手拓次
(著)
▼ もっと見る
盲目
(
めしひ
)
なる『闇』はしのびにうかがひぬ。
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
われは行く
盲目
(
めしひ
)
のごとし (後略)
我が愛する詩人の伝記
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
いま、われ
盲目
(
めしひ
)
となりぬ
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
盲目
(
めしひ
)
の如く、熱き心もて。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
盲目
(
めしひ
)
は見るを忘れんや。
天地有情
(旧字旧仮名)
/
土井晩翠
(著)
うまれながらの
盲目
(
めしひ
)
なれ
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
なれは
盲目
(
めしひ
)
の土の精
枯草
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
弾く手には
破
(
や
)
れ手風琴も鳴るらめど
盲目
(
めしひ
)
眼は
開
(
あ
)
かず
白夜
(
はくや
)
昼ならず
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
身はこれ
盲目
(
めしひ
)
すべもなく
草わかば
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
盲目
(
めしひ
)
をゆるせ、ゆく春の
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
うまれながらの
盲目
(
めしひ
)
なれ
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ひと
棟
(
むね
)
は
盲目
(
めしひ
)
のみなる兵にして真昼
明
(
あか
)
きに坐りてありしと
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
光りを知らぬ
盲目
(
めしひ
)
の身
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
われは行く
盲目
(
めしひ
)
のごとし
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
もの言はず光る戸口へ
面
(
おも
)
向けて兵はありきと
盲目
(
めしひ
)
なりしと
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
盲目
(
めしひ
)
こそうれしかりけれ
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
わなみ
盲目
(
めしひ
)
のうなだれて
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
盲目
(
めしひ
)
弾き、
唖
(
おうし
)
と
聾者
(
ろうじや
)
円
(
つぶ
)
ら
眼
(
め
)
に
重
(
かさ
)
なり
覗
(
のぞ
)
く。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
妄想狂
(
まうさうきやう
)
のめぐりにはバツソの
盲目
(
めしひ
)
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
盲
常用漢字
中学
部首:⽬
8画
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
“盲目”で始まる語句
盲目縞
盲目滅法
盲目的
盲目地
盲目結
盲目馬
盲目突
盲目探
盲目少女
盲目按摩