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田舍娘
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ゐなかむすめ
ふりがな文庫
“
田舍娘
(
ゐなかむすめ
)” の例文
新字:
田舎娘
見榮坊
(
みえばう
)
!
世
(
よ
)
には
見榮
(
みえ
)
で
女
(
をんな
)
に
物
(
もの
)
を
與
(
や
)
つたり、
與
(
や
)
らなかつたりする
者
(
もの
)
が
澤山
(
たくさん
)
ある。
僕
(
ぼく
)
は
心
(
こゝろ
)
から
此
(
この
)
貧
(
まづ
)
しい
贈物
(
おくりもの
)
を
我愛
(
わがあい
)
する
田舍娘
(
ゐなかむすめ
)
に
呈上
(
ていじやう
)
する!
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
連
(
つれ
)
て丁字屋へ出かけしが先兩三日は
目見
(
めみ
)
えに
差置
(
さしお
)
く樣にとの事なれば其まゝに差置て長庵は歸りける丁字屋にてはお文が
容子
(
ようす
)
誰
(
たれ
)
有
(
あつ
)
て
田舍娘
(
ゐなかむすめ
)
と見る者なく
傍輩
(
はうばい
)
娼妓
(
しやうぎ
)
も
恥
(
はづ
)
るばかりなれば
流石
(
さすが
)
に長庵が
骨折
(
ほねをり
)
の
顯
(
あら
)
はれし所にて在所に在し其時とは親の十兵衞さへも
見違
(
みちが
)
へる程なれば主人半藏方にても十分氣に
入
(
いり
)
お文へ何故に身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
湯原
(
ゆがはら
)
の
温泉宿
(
をんせんやど
)
中西屋
(
なかにしや
)
の
女中
(
ぢよちゆう
)
である!
今
(
いま
)
僕
(
ぼく
)
の
斯
(
か
)
う
筆
(
ふで
)
を
執
(
と
)
つて
居
(
を
)
る
家
(
うち
)
の
女中
(
ぢよちゆう
)
である!
田舍
(
ゐなか
)
の
百姓
(
ひやくしやう
)
の
娘
(
むすめ
)
である!
小田原
(
をだはら
)
は
大都會
(
だいとくわい
)
と
心得
(
こゝろえ
)
て
居
(
ゐ
)
る
田舍娘
(
ゐなかむすめ
)
! この
娘
(
むすめ
)
を
僕
(
ぼく
)
が
知
(
し
)
つたのは
昨年
(
さくねん
)
の
夏
(
なつ
)
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
舍
部首:⾆
8画
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
“田舍”で始まる語句
田舍
田舍者
田舍人
田舍風
田舍訛
田舍物
田舍語部
田舍唄
田舍家
田舍町