トップ
>
牌
>
はい
ふりがな文庫
“
牌
(
はい
)” の例文
孫立もあとから馬で十里
牌
(
はい
)
へ追っ着いた。店の前には貨財を積んだ馬、車、旅支度をした若い者。すでに
立退
(
たちの
)
く準備が待ちかねている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
麻雀なども、美智子や、宗三にすすめられるので仕方なしに
牌
(
はい
)
を手にしているものの、興味はちっとも感じられないのであった。
第二の接吻
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
そして、「
玻璃
(
はり
)
製の
大燭台
(
だいしょくだい
)
、東方諸国の織物、金や青銅の記念
牌
(
はい
)
、未亡人用の透かしレース、彩色彫刻、花模様の陶器」
ジャン・クリストフ:07 第五巻 広場の市
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
顧炎武はかつて
牌
(
はい
)
を室に懸けて応酬文字を拒絶した。この「なかじきり」もまた顧家懸牌の類である。
なかじきり
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
すべての
牌
(
はい
)
と名のつくものがむやみにかちかちしていつまでも平気に残っているのを、もろうた者の煙のごとき寿命と対照して考えると妙な感じがする。それから二階へ上る。
カーライル博物館
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
賊等
(
ぞくら
)
競
(
きそ
)
うてこれを
發
(
あば
)
く。
方
(
はう
)
一丈
(
いちぢやう
)
ばかり
掘
(
ほ
)
るに、
地中
(
ちちう
)
深
(
ふか
)
き
處
(
ところ
)
四個
(
しこ
)
の
房閣
(
ばうかく
)
ありけり。
唯
(
たゞ
)
見
(
み
)
る
東
(
ひがし
)
の
房
(
ばう
)
には、
弓繒
(
きうそう
)
槍戟
(
さうげき
)
を
持
(
も
)
ちたる
人形
(
にんぎやう
)
あり。
南
(
みなみ
)
の
房
(
ばう
)
には、
繒綵
(
そうさい
)
錦綺
(
きんき
)
堆
(
うづたか
)
し。
牌
(
はい
)
ありて
曰
(
いは
)
く
周夷王所賜
(
しうのいわうたまふところ
)
錦三百端
(
にしきさんびやくたん
)
と。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その時、ディズニーは四つの賞
牌
(
はい
)
をもらった。
ディズニーの人と作品
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
○林本源邸所蔵執事
牌
(
はい
)
の字
台湾の民芸について
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
「
兄弟
(
ふたり
)
も言っておりました。じつは十里
牌
(
はい
)
で居酒屋をやっている姉さん同様な人がいるんだが……と、牢の中で、涙をたれて」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、妻を車に乗せ、自身は騎馬で、兵卒十人ばかりを供につれ、
急遽
(
きゅうきょ
)
、休暇願いを出して、明けがた十里
牌
(
はい
)
へ急いで来た。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
知って、
牌
(
はい
)
をかけおいたのは予の
科
(
とが
)
である。——否、自分の小心のなせる
業
(
わざ
)
と明らかに告白する。いま自身でこれへ追ってきたのは、その小心をみずから恥じたからである
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
牌
漢検準1級
部首:⽚
13画
“牌”を含む語句
骨牌
招牌
花骨牌
位牌
賞牌
位牌堂
花牌
銅牌
聴牌
摸牌
麻雀牌
三元牌
東単牌楼
前門牌
牌票
持牌
骨牌占
商牌
小牌
紙牌
...