月様つきさま)” の例文
旧字:月樣
それからといふもの、お月様つきさまおこつてれると、にはとりえぬやうにしてしまひました。それで「とりめ」になりました。
しろゆびさきへひとみうつるやうで、そして、ゆびのさきから、すつとお月様つきさまかげがさすやうにえました。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
月様つきさまあかいぞ、御神燈ごしんとうあかいぞ。
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
にはとり神様かみさま夜明よあけらせること仰付おほせつかつたのがうれしさに、最初さいしよよる、まだお月様つきさまがゆつくりとそらあそびまはつてゐるのに、ときつくつてきました。
十五夜じふごや月様つきさままんまるだ。
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
それで朝日あさひはびつくらしてひがしやまからましたので、お月様つきさまはなごりしいけれどそれきりよるわかれました。
そらにはあアかいお月様つきさま
とんぼの眼玉 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
月様つきさま。お月様つきさま
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
月様つきさまいくつ。
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
月様つきさま桃色ももいろ
お月さまいくつ (新字旧仮名) / 北原白秋(著)