“つきさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
月樣50.0%
月様40.0%
着様10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今宵こよひ舊暦きうれきの十三舊弊きうへいなれどお月見つきみ眞似事まねごと團子いし/\をこしらへてお月樣つきさまにおそなまをせし、これはおまへ好物かうぶつなれば少々せう/\なりとも亥之助ゐのすけたせてあげやうとおもふたれど
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しろゆびさきへひとみうつるやうで、そして、ゆびのさきから、すつとお月様つきさまかげがさすやうにえました。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
お寝間のおとぎもまけにしてと——姉さん、真個ほんとかい、洒落しゃれだぜ洒落だぜ洒落じゃねえ。らっしゃい、お一方ひとかた、お泊でございますよ。へい、お早いお着様つきさまで、難有ありがとう存じます。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)