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施
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やが
ふりがな文庫
“
施
(
やが
)” の例文
彼
(
かれ
)
は
苦
(
くる
)
しさに
胸
(
むね
)
の
邊
(
あたり
)
を
掻
(
か
)
き
毟
(
むし
)
り、
病院服
(
びやうゐんふく
)
も、シヤツも、ぴり/\と
引裂
(
ひきさ
)
くので
有
(
あ
)
つたが、
施
(
やが
)
て
其儘
(
そのまゝ
)
氣絶
(
きぜつ
)
して
寐臺
(
ねだい
)
の
上
(
うへ
)
に
倒
(
たふ
)
れて
了
(
しま
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
と、
施
(
やが
)
て
立留
(
たちとゞま
)
つて
室内
(
しつない
)
の
人々
(
ひと/″\
)
を
眴
(
みまは
)
して
昂然
(
かうぜん
)
として
今
(
いま
)
にも
何
(
なに
)
か
重大
(
ぢゆうだい
)
な
事
(
こと
)
を
云
(
い
)
はんとするやうな
身構
(
みがま
)
へをする。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
施
(
やが
)
て
病院
(
びやうゐん
)
の
庭
(
には
)
に
入
(
い
)
り、
本院
(
ほんゐん
)
を
一周
(
ひとまはり
)
して
瘋癲病者
(
ふうてんびやうしや
)
の
入
(
い
)
れられたる
別室
(
べつしつ
)
に
向
(
むか
)
つて
行
(
い
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“施”の解説
施(し)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
施
常用漢字
中学
部首:⽅
9画
“施”を含む語句
施行
施物
施術
法施
大施餓鬼
施主
施与
施薬院
施米
施療
施為
御布施
小布施
布施物
施策
施療院
施療所
信施
布施
西施
...