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新任
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しんにん
ふりがな文庫
“
新任
(
しんにん
)” の例文
全然これは生徒の
敗
(
ま
)
けである。どうもこれは、いつもの
新任
(
しんにん
)
先生とはだいぶようすがちがう。少々のいたずらでは、泣きそうもないと思った。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
但馬守
(
たじまのかみ
)
は
新任
(
しんにん
)
の
初
(
はじ
)
めから、この
腐
(
くさ
)
つた
大
(
おほ
)
きな
都會
(
とくわい
)
に
大清潔法
(
だいせいけつはふ
)
を
執行
(
しつかう
)
するつもりでゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
新任
(
しんにん
)
の
奉行
(
ぶぎやう
)
の
眼
(
め
)
が
光
(
ひか
)
るので、
膝元
(
ひざもと
)
では
綿服
(
めんぷく
)
しか
着
(
き
)
られない
不平
(
ふへい
)
を
紛
(
まぎ
)
らしに、こんなところへ、
黒羽二重
(
くろはぶたへ
)
に
茶宇
(
ちやう
)
の
袴
(
はかま
)
といふりゆうとした
姿
(
すがた
)
で
在所
(
ざいしよ
)
のものを
威
(
おど
)
かしに
來
(
き
)
たのだと
思
(
おも
)
はれたが
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
堤
(
つゝみ
)
の
枯草
(
かれくさ
)
の
上
(
うへ
)
に
立
(
た
)
つて、
但馬守
(
たじまのかみ
)
は
大
(
おほ
)
きな
聲
(
こゑ
)
で
新任
(
しんにん
)
の
挨拶
(
あいさつ
)
に
兼
(
か
)
ねて一
場
(
ぢやう
)
の
訓示
(
くんじ
)
演説
(
えんぜつ
)
をした。
其
(
そ
)
の
演説
(
えんぜつ
)
に
少
(
すこ
)
しも
耳
(
みゝ
)
を
痛
(
いた
)
めないで
聽
(
き
)
くことの
出來
(
でき
)
た
者
(
もの
)
は、
多
(
おほ
)
くの
與力
(
よりき
)
同心
(
どうしん
)
中
(
ちう
)
で
殆
(
ほと
)
んど
一人
(
ひとり
)
もなかつた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
“新任”の意味
《名詞》
新たに任命されること。
(出典:Wiktionary)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
任
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡