せい)” の例文
あるいは事のせいを期すること急に過ぎ、あるいはその事を施行しこうすることげきに過ぎて、心事の本色を現わすこと能わざるのみ。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
その当時、武平ぶへい県の農民劉義りゅうぎという者が官に訴え出た。自分のあによめが奸夫と共謀して、兄の劉せいを殺したというのである。
ある村にせいという者があった。子供に学芸を教える役であったが、長いこと教わりに来る者がなかった。
促織 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
このためには、現在魯侯よりも勢力をつ季・叔・孟・三かんの力をがねばならぬ。三氏の私城にして百雉ひゃくち(厚さ三じょう、高さ一丈)をえるものにこうせいの三地がある。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
〔譯〕堯舜げうしゆん文王は、其ののこす所の典謨てんぼ訓誥くんかう、皆以て萬世の法と爲す可し。何の遺命いめいか之にかん。せい王の顧命こめいそう子の善言に至つては、賢人のぶんおのづかまさに此の如くなるべきのみ。
文登ぶんとう周生しゅうせいせい生と少い時から学問を共にしたので、ちょうど後漢の公沙穆こうさぼく呉祐ごゆうとが米をく所で知己ちきになって、後世から杵臼ききゅうこうといわれたような親しい仲であったが、成は貧乏であったから
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)