トップ
>
愛戀
>
あいれん
ふりがな文庫
“
愛戀
(
あいれん
)” の例文
祠
(
ほこら
)
に
近
(
ちか
)
き
處
(
ところ
)
少年
(
せうねん
)
の
僧
(
そう
)
あり。
豫
(
かね
)
て
聰明
(
そうめい
)
をもつて
聞
(
きこ
)
ゆ。
含春
(
がんしゆん
)
が
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
て、
愛戀
(
あいれん
)
の
情
(
じやう
)
に
堪
(
た
)
へず、
柳氏
(
りうし
)
の
姓
(
せい
)
を
呪願
(
じゆぐわん
)
して、
密
(
ひそか
)
に
帝祠
(
ていし
)
に
奉
(
たてまつ
)
る。
其
(
そ
)
の
句
(
ことば
)
に
曰
(
いは
)
く
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
何
(
なん
)
ぞかへつて
自
(
みづか
)
ら
色
(
いろ
)
に
迷
(
まよ
)
ふことをなして、
佗
(
た
)
の
女子
(
ぢよし
)
を
愛戀
(
あいれん
)
し、
剩
(
あまつさ
)
へ
關帝
(
くわんてい
)
の
髯
(
ひげ
)
に
紅
(
べに
)
を
塗
(
ぬ
)
る。
言語道斷
(
ごんごだうだん
)
ぢやと。
既
(
すで
)
に
竹
(
たけ
)
の
籠
(
かご
)
を
作
(
つく
)
らしめ、これに
盛
(
も
)
りて
江
(
え
)
の
中
(
なか
)
に
沈
(
しづ
)
めんとす。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
戀
部首:⼼
23画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘