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含春
ふりがな文庫
“含春”の読み方と例文
読み方
割合
がんしゆん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がんしゆん
(逆引き)
祠
(
ほこら
)
に
近
(
ちか
)
き
處
(
ところ
)
少年
(
せうねん
)
の
僧
(
そう
)
あり。
豫
(
かね
)
て
聰明
(
そうめい
)
をもつて
聞
(
きこ
)
ゆ。
含春
(
がんしゆん
)
が
姿
(
すがた
)
を
見
(
み
)
て、
愛戀
(
あいれん
)
の
情
(
じやう
)
に
堪
(
た
)
へず、
柳氏
(
りうし
)
の
姓
(
せい
)
を
呪願
(
じゆぐわん
)
して、
密
(
ひそか
)
に
帝祠
(
ていし
)
に
奉
(
たてまつ
)
る。
其
(
そ
)
の
句
(
ことば
)
に
曰
(
いは
)
く
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
含春
(
がんしゆん
)
も
亦
(
また
)
明敏
(
めいびん
)
にして、
此
(
こ
)
の
句
(
く
)
を
見
(
み
)
て
略
(
ほ
)
ぼ
心
(
こゝろ
)
を
知
(
し
)
り、
大
(
おほい
)
に
當代
(
たうだい
)
の
淑女振
(
しゆくぢよぶり
)
を
發揮
(
はつき
)
して、いけすかないとて
父
(
ちゝ
)
に
告
(
つ
)
ぐ。
父
(
ちゝ
)
や、
今古
(
こんこ
)
の
野暮的
(
やぼてん
)
、
娘
(
むすめ
)
に
惚
(
ほ
)
れたりとて
是
(
これ
)
を
公
(
おほやけ
)
に
訴
(
うつた
)
へたり。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
含春(がんしゆん)の例文をもっと
(1作品)
見る
含
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
“含”で始まる語句
含
含羞
含蓄
含嗽
含羞草
含笑
含味
含水炭素
含満
含有
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