トップ
>
思入
>
おもひいれ
ふりがな文庫
“
思入
(
おもひいれ
)” の例文
と
如何
(
いか
)
なる
企
(
くはだて
)
か、
内證
(
ないしよう
)
の
筈
(
はず
)
と
故
(
わざ
)
と
打明
(
うちあ
)
けて
饒舌
(
しやべ
)
つて、
紅筆
(
べにふで
)
の
戀歌
(
こひうた
)
、
移香
(
うつりが
)
の
芬
(
ぷん
)
とする、
懷紙
(
ふところがみ
)
を
恭
(
うや/\
)
しく
擴
(
ひろ
)
げて
人々
(
ひと/″\
)
へ
思入
(
おもひいれ
)
十分
(
じふぶん
)
で
見
(
み
)
せびらかした。
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
俯向
(
うつむ
)
いたまゝ憂ひに沈んだ
思入
(
おもひいれ
)
などして待つて見たが、さらに呼びかけて来る気配もしない。
癖
(新字旧仮名)
/
喜多村緑郎
(著)
と
藥水
(
やくすゐ
)
を
飮干
(
のみほ
)
すとやがて
眩暈
(
げんうん
)
したる
思入
(
おもひいれ
)
にて、
寢臺
(
しんだい
)
の
上
(
うへ
)
、
帳
(
とばり
)
の
内
(
うち
)
へ
倒
(
たふ
)
れ
込
(
こ
)
む。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
皆
(
みな
)
寒竹
(
かんちく
)
でございます、はい、お
品
(
しな
)
が
宜
(
よろ
)
しうございます、
五圓六十錢
(
ごゑんろくじつせん
)
に
願
(
ねが
)
ひたう
存
(
ぞん
)
じます。
兩人
(
りやうにん
)
顏
(
かほ
)
を
見合
(
みあは
)
せて
思入
(
おもひいれ
)
あり。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
此中
(
このうち
)
來賓中
(
らいひんちゅう
)
のチッバルト
此
(
この
)
聲
(
こゑ
)
を
聞咎
(
きゝとが
)
めたる
思入
(
おもひいれ
)
にて
前
(
まへ
)
に
進
(
すゝ
)
む。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
▼ もっと見る
と
紅筆
(
べにふで
)
の
戀歌
(
こひか
)
、
移香
(
うつりが
)
の
芬
(
ぷん
)
とする
懷紙
(
くわいし
)
を
恭
(
うや/\
)
しく
擴
(
ひろ
)
げて、
人々
(
ひと/″\
)
へ
思入
(
おもひいれ
)
十分
(
じふぶん
)
に
見
(
み
)
せびらかした。
片しぐれ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“思”で始まる語句
思
思召
思出
思案
思惑
思惟
思想
思慮
思切
思遣