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御披露
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ごひろう
ふりがな文庫
“
御披露
(
ごひろう
)” の例文
『とに角、こんな大運は、生涯にも、滅多にあるものじゃない、御羨望に堪えぬ。——いずれ
御披露
(
ごひろう
)
には、招ばれて参るぞ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
別に表向の
御披露
(
ごひろう
)
があつたわけではございませんが、お萬さんに
比
(
くら
)
べるとお縫さんの方は歳も一つ上だし、分別もあり、人柄も上品でございました
銭形平次捕物控:187 二人娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ただ一つここで
御披露
(
ごひろう
)
して
置
(
お
)
きたいと
思
(
おも
)
いますことは、
神馬
(
しんめ
)
の
件
(
けん
)
で……。つまり
不図
(
ふと
)
した
動機
(
どうき
)
から
小桜神社
(
こざくらじんじゃ
)
に
神馬
(
しんめ
)
が一
頭
(
とう
)
新
(
あら
)
たに
飼
(
か
)
われることになったのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
さっそくこの義を
殿
(
との
)
の御前に
於
(
お
)
いて
御披露
(
ごひろう
)
申し上げよう、と言うと、金内は顔を赤らめ、いやいや、それほどの事でも、と言いかけるのにかぶせて、そうではない、古来ためし無き大手柄
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「清子さんの結婚の
御披露
(
ごひろう
)
の時にあなたはおいでになったんでしたかね」
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
科人
(
とがにん
)
に
陷
(
おと
)
し
既
(
すで
)
に上へ言上に及び
各々
(
おの/\
)
樣
(
さま
)
御判
(
ごはん
)
も
据
(
すわ
)
り候
處
(
ところ
)
外より盜賊出しかば
全
(
まつた
)
く
越前守
(
ゑちぜんのかみ
)
越度
(
をちど
)
に付御役
御免
(
ごめん
)
願
(
ねが
)
ひ奉つる
此段
(
このだん
)
宜敷
(
よろしく
)
御披露
(
ごひろう
)
下さるべしと申
述
(
のべ
)
られしかば
右近將監殿
(
うこんしやうげんどの
)
大
(
おほ
)
いに
驚
(
おどろ
)
かれ
先々
(
まづ/\
)
輕擧給
(
はやまりたま
)
ふな
篤
(
とく
)
と
同列
(
どうれつ
)
とも談じ
合
(
あひ
)
言上に及んとて
御老中方
(
ごらうぢうがた
)
評議
(
ひやうぎ
)
の上
言上
(
ごんじやう
)
に及ばれしかば
將軍
(
しやうぐん
)
吉宗公
(
よしむねこう
)
以
(
もつ
)
ての
外
(
ほか
)
驚
(
おどろ
)
かせ
給
(
たま
)
ひ
直
(
すぐ
)
に大岡殿を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「どうぞ、これを殿へ
御披露
(
ごひろう
)
してください。曲げて、お許しのあるよう、あなた様からも何とぞ」
鬼
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まず、此のたびの御即位と御婚儀のお祝いのため、つぎには、ハムレットさまのお気晴し、最後に、ホレーショーどのの外国仕込みの発声法
御披露
(
ごひろう
)
のため、この発声法は又、格別に見事なもので。
新ハムレット
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
町内の重立つた方へも
御披露
(
ごひろう
)
いたしました
銭形平次捕物控:275 五月人形
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
八
幡
(
まん
)
、燃ゆる心でおります。委細は上洛のときとし、まずは君前よろしく
御披露
(
ごひろう
)
のほどを。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
披
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
“御披”で始まる語句
御披見
御披