“幾町”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いくちやう50.0%
いくてう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車上(しやじやう)の人(ひと)は肩掛(かたかけ)深(ふか)く引(ひき)あげて人目(ひとめ)に見(み)ゆるは頭巾(づきん)の色(いろ)と肩掛(かたかけ)の派手模樣(はでもやう)のみ、車(くるま)は如法(によほふ)の破(や)れ車(ぐるま)なり母衣(ほろ)は雪(ゆき)を防(ふせ)ぐに足(た)らねば、洋傘(かうもり)に辛(から)く前面(ぜんめん)を掩(おほ)ひて行(ゆ)くこと幾町(いくちやう)
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
見舞(みまい)にと言(い)ふ事(こと)も成(な)らねば心(こゝろ)ならねど、お使(つか)ひ先(さき)の一寸(すん)の間(ま)とても時計(とけい)を目當(めあて)にして幾足(いくあし)幾町(いくてう)と其(その)しらべの苦(く)るしさ、馳(は)せ㧞(ぬ)けても、とは思(おも)へど惡事(あくじ)千里(り)といへば折角(せつかく)の辛棒(しんぼう)を水泡(むだ)にして
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)