トップ
>
幽谷
>
いうこく
ふりがな文庫
“
幽谷
(
いうこく
)” の例文
那
(
そん
)
な
大木
(
たいぼく
)
のあるのは
蓋
(
けだ
)
し
深山
(
しんざん
)
であらう、
幽谷
(
いうこく
)
でなければならぬ。
殊
(
こと
)
にこれは
飛騨山
(
ひだやま
)
から
𢌞
(
まは
)
して
來
(
き
)
たのであることを
聞
(
き
)
いて
居
(
ゐ
)
た。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
水戸学の基礎を大体築いたのは藤田
幽谷
(
いうこく
)
だが、これを体系ある思想として完成したのは、その高弟である会沢伯民と、その子である藤田東湖である。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
唐
(
たう
)
の
玄宗
(
げんそう
)
、
南
(
みなみ
)
の
方
(
かた
)
に
狩
(
かり
)
す。
百官
(
ひやくくわん
)
司職
(
ししよく
)
皆
(
みな
)
これに
從
(
したが
)
ふ
中
(
なか
)
に、
王積薪
(
わうせきしん
)
と
云
(
い
)
ふもの
當時
(
たうじ
)
碁
(
ご
)
の
名手
(
めいしゆ
)
なり。
同
(
おな
)
じく
扈從
(
こじう
)
して
行
(
ゆ
)
いて
蜀道
(
しよくだう
)
に
至
(
いた
)
り、
深谿
(
しんけい
)
幽谷
(
いうこく
)
の
間
(
あひだ
)
にして
一軒家
(
いつけんや
)
に
宿
(
やど
)
借
(
か
)
る。
其
(
そ
)
の
家
(
いへ
)
、
姑
(
しうと
)
と
婦
(
よめ
)
と
二人
(
ふたり
)
のみ。
唐模様
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“幽谷”の意味
《名詞》
幽谷(ゆうこく)
山の奥深い静かな谷。
(出典:Wiktionary)
幽
常用漢字
中学
部首:⼳
9画
谷
常用漢字
小2
部首:⾕
7画
“幽”で始まる語句
幽
幽邃
幽霊
幽閉
幽冥
幽界
幽靈
幽寂
幽婉
幽鬱