“いうこく”の漢字の書き方と例文
語句割合
幽谷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
那(そん)な大木(たいぼく)のあるのは蓋(けだ)し深山(しんざん)であらう、幽谷(いうこく)でなければならぬ。殊(こと)にこれは飛騨山(ひだやま)から𢌞(まは)して來(き)たのであることを聞(き)いて居(ゐ)た。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
水戸学の基礎を大体築いたのは藤田幽谷(いうこく)だが、これを体系ある思想として完成したのは、その高弟である会沢伯民と、その子である藤田東湖である。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
唐(たう)の玄宗(げんそう)、南(みなみ)の方(かた)に狩(かり)す。百官(ひやくくわん)司職(ししよく)皆(みな)これに從(したが)ふ中(なか)に、王積薪(わうせきしん)と云(い)ふもの當時(たうじ)碁(ご)の名手(めいしゆ)なり。同(おな)じく扈從(こじう)して行(ゆ)いて蜀道(しよくだう)に至(いた)り、深谿(しんけい)幽谷(いうこく)の間(あひだ)にして一軒家(いつけんや)に宿(やど)借(か)る。其(そ)の家(いへ)、姑(しうと)と婦(よめ)と二人(ふたり)のみ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)