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岸邊
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きしべ
ふりがな文庫
“
岸邊
(
きしべ
)” の例文
新字:
岸辺
テーベ
人
(
びと
)
等バッコの助けを求むることあれば、イスメーノとアーソポがそのかみ夜その
岸邊
(
きしべ
)
に見しごとき狂熱と雜沓とを 九一—九三
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
早めて
歩行
(
あゆめ
)
ども夏の夜の
更
(
ふけ
)
易
(
やす
)
く早
五時過
(
いつゝすぎ
)
とも成し頃名に聞えたる坂東太郎の
川波
(
かはなみ
)
音高く
岸邊
(
きしべ
)
に
戰
(
そよ
)
ぐ
蘆
(
あし
)
茅
(
かや
)
は
人丈
(
ひとたけ
)
よりも高々と
生茂
(
おひしげ
)
り
最
(
いと
)
長
(
なが
)
き
堤
(
つゝみ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
入りにし人の跡もやと、
此處彼處
(
こゝかしこ
)
彷徨
(
さまよ
)
へば、とある
岸邊
(
きしべ
)
の大なる松の幹を
削
(
けづ
)
りて、
夜目
(
よめ
)
にも
著
(
しる
)
き數行の文字。月の光に立寄り見れば、南無三寶。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
岸邊
(
きしべ
)
に
丸
(
まる
)
くかたまつてゐた
兵士
(
へいし
)
の
集團
(
しふだん
)
はあわてて
駈
(
か
)
け
出
(
だ
)
した。
私
(
わたし
)
もそれに
續
(
つづ
)
いた。そして、
途切
(
とぎ
)
れに
小隊
(
せうたい
)
の
後
(
あと
)
を
追
(
お
)
つて
漸
(
やうや
)
くもとの
隊伍
(
たいご
)
に
歸
(
かへ
)
つた。
劇
(
はげ
)
しい
息切
(
いきぎ
)
れがした。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
われは
嘗
(
かつ
)
て、或太古の
岸邊
(
きしべ
)
に立ちて
生けるものと死せるものと
(旧字旧仮名)
/
アンナ・ド・ノアイユ
(著)
▼ もっと見る
さるを今は王土の
外
(
そと
)
ヴェルデの
岸邊
(
きしべ
)
に雨に洗はれ風に
搖
(
ゆす
)
らる、彼
消
(
け
)
せる
燈火
(
ともしび
)
をもてこれをかしこに移せるなり 一三〇—一三二
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
いざ來れ、見よ日は子午線に觸れ、夜は
岸邊
(
きしべ
)
より 一三六—一三八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
岸
常用漢字
小3
部首:⼭
8画
邊
部首:⾡
19画
“岸”で始まる語句
岸
岸辺
岸破
岸々
岸壁
岸駒
岸和田
岸田俊子
岸柳
岸區