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きしゆく
「
晝間は
暖たかいが、
夜になると
急に
寒くなるね。
寄宿ぢやもう
蒸汽を
通してゐるかい」と
聞いた。
妙長寺に
寄宿してから三十
日ばかりになるが、
先に
來た
時分とは
濱が
著しく
縮まつて
居る。
山田と
益親密になるに
就けて、
遠方から通ふのは
不都合であるから、
僕の
家に
寄宿しては
奈何です、と
山田が
云つてくれるから、
願うても無き
幸と、
直に
笈を
負て、
郷関を出た
小六は
何不足なく
叔父の
家に
寐起してゐた。
試驗を
受けて
高等學校へ
這入れゝば、
寄宿へ
入舍しなければならないと
云ふので、
其相談迄既に
叔父と
打合せがしてある
樣であつた。
“寄宿”の意味
《名詞》
寄宿(きしゅく)
他人の家に身を寄せること。
生徒や学生、勤め人が学校や勤務先が設置した宿舎(寄宿舎)に住むこと。
(出典:Wiktionary)