“寄宿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きしゆく60.0%
きしゅく20.0%
のじゅく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晝間ひるまあつたかいが、よるになるときふさむくなるね。寄宿きしゆくぢやもう蒸汽スチームとほしてゐるかい」といた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そして、よるは、この学校がっこうまって、留守番るすばんをしていました。ゆきがたくさんにもると、老先生ろうせんせいも、ふゆあいだだけ、学校がっこう寄宿きしゅくされることもありました。
空晴れて (新字新仮名) / 小川未明(著)
或は又何処其処の海岸で寄宿のじゅくをしたとかいうような談は、文章にでも書いて其の文章に詩的の香があったらば少しは面白いか知れませぬが
旅行の今昔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)