“きしゅく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
耆宿83.3%
寄宿8.3%
稀粥8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十はたちか二十一で一躍して数年以上の操觚そうこの閲歴を持つ先輩を乗越して名声を博し、文章識見共に当代の雄を以て推される耆宿きしゅくと同格に扱われた。
美妙斎美妙 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
そして、よるは、この学校がっこうまって、留守番るすばんをしていました。ゆきがたくさんにもると、老先生ろうせんせいも、ふゆあいだだけ、学校がっこう寄宿きしゅくされることもありました。
空晴れて (新字新仮名) / 小川未明(著)
故ヲ以テ改メテ期ヲすみやかニセンコトヲ図ル。慈おおいニ喜ビ陽ニ快キノ状ヲナス。然レドモ僅ニ稀粥きしゅくヲ通ズルのみ。途ニ上ルノ日ふたたビ慈顔ヲ奉ズルコト能ハザルヲ知リ、話シテときヲ移ス。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)