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女郎
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めらう
ふりがな文庫
“
女郎
(
めらう
)” の例文
そこで、とかく
弱蟲
(
よわむし
)
の
女子
(
をなご
)
ばかりが
玩弄
(
かま
)
はれまするとけつかる。いや、
俺
(
おれ
)
は、
野郎
(
やらう
)
をば
抛
(
はふ
)
り
出
(
だ
)
し、
女郎
(
めらう
)
をば
制裁
(
かま
)
はう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
人もあらうに俺達のあの敵に身體を賣つた裏切者だ! あの
女郎
(
めらう
)
、眞裸にして、逆さにつり下げ、飴ん棒のやうにねぢり殺してやれ! こいつから先だ!
防雪林
(旧字旧仮名)
/
小林多喜二
(著)
面白くもない
女郎
(
めらう
)
めと叱りつけられて、それはお前無理だ、邪推が過る、何しにお前に当つけよう、この子が余り分らぬと、お力の仕方が憎くらしさに思ひあまつて言つた事を
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
面白
(
おもしろ
)
くもない
女郎
(
めらう
)
めと
叱
(
しか
)
りつけられて、
夫
(
そ
)
れはお
前
(
まへ
)
無理
(
むり
)
だ、
邪推
(
じやすい
)
が
過
(
すぎ
)
る、
何
(
なに
)
しにお
前
(
まへ
)
に
當
(
あて
)
つけよう、この
子
(
こ
)
が
餘
(
あんま
)
り
分
(
わか
)
らぬと、お
力
(
りき
)
の
仕方
(
しかた
)
が
憎
(
に
)
くらしさに
思
(
おも
)
ひあまつて
言
(
い
)
つた
事
(
こと
)
を
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何も
女郎
(
めらう
)
の一疋位相手にして三五郎を擲りたい事も無かつたけれど、萬燈を振込んで見りやあ唯も歸れない、ほんの附景氣に詰らない事をしてのけた、夫りやあ己れが何處までも惡るいさ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
▼ もっと見る
何
(
なに
)
も
女郎
(
めらう
)
の一
疋
(
ひき
)
位
(
ぐらゐ
)
相手
(
あひて
)
にして三五
郎
(
らう
)
を
擲
(
なぐ
)
りたい
事
(
こと
)
も
無
(
な
)
かつたけれど、
萬燈
(
まんどう
)
を
振込
(
ふりこ
)
んで
見
(
み
)
りやあ
唯
(
たゞ
)
も
歸
(
かへ
)
れない、ほんの
附景氣
(
つけけいき
)
に
詰
(
つま
)
らない
事
(
こと
)
をしてのけた、
夫
(
そ
)
りやあ
己
(
お
)
れが
何處
(
どこ
)
までも
惡
(
わ
)
るいさ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
何も
女郎
(
めらう
)
の一
疋
(
ぴき
)
位相手にして三五郎を
擲
(
なぐ
)
りたい事も無かつたけれど、
万燈
(
まんどう
)
を振込んで見りやあ
唯
(
ただ
)
も帰れない、ほんの附景気につまらない事をしてのけた、そりやあ己れが何処までも悪るいさ
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
土方をせうが車を引かうが亭主は亭主の權がある、氣に入らぬ奴を家には置かぬ、何處へなりとも出てゆけ、出てゆけ、面白くもない
女郎
(
めらう
)
めと叱りつけられて、夫れはお前無理だ、邪推が過る
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“女郎”の意味
《名詞》
(じょろう)高貴な女性。
(じょろう)女性。若い女性。
(じょろう)遊女。
(めろう)女性の侮蔑語。
(めろう)少女。
(出典:Wiktionary)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
“女郎”で始まる語句
女郎花
女郎屋
女郎蜘蛛
女郎衆
女郎買
女郎人形
女郎免
女郎奴
女郎牛
女郎屋町