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品位
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ひん
ふりがな文庫
“
品位
(
ひん
)” の例文
中
(
なか
)
でどれが一
番
(
ばん
)
きれいかと
仰
(
お
)
っしゃるか……さあ
草花
(
くさばな
)
の
精
(
せい
)
の
中
(
なか
)
では
矢張
(
やは
)
り
菊
(
きく
)
の
精
(
せい
)
が一
番
(
ばん
)
品位
(
ひん
)
がよく、一
番
(
ばん
)
巾
(
はば
)
をきかしているようでございました……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
品位
(
ひん
)
のいい容貌、優雅な物越し、附添いの老婦人の態度などから推して、彼女はどうしても身分のある家の令嬢に違いないと、私はひとり極めにしてしまった。
日蔭の街
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
お
爺
(
じい
)
さま、
彼所
(
あそこ
)
に
見
(
み
)
ゆる十五、六
歳
(
さい
)
位
(
くらい
)
の
少女
(
しょうじょ
)
は
何
(
なんと
)
と
品位
(
ひん
)
の
良
(
よ
)
い
様子
(
ようす
)
をして
居
(
い
)
ることでございましょう。
衣裳
(
いしょう
)
も
白
(
しろ
)
、
羽根
(
はね
)
も
白
(
しろ
)
、そして
白
(
しろ
)
い
紐
(
ひも
)
で
額
(
ひたい
)
に
鉢巻
(
はちまき
)
をして
居
(
お
)
ります……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
『
指導役
(
しどうやく
)
のお
爺
(
じい
)
さんかしら……。』そう
思
(
おも
)
って
不図
(
ふと
)
振
(
ふ
)
りかえて
見
(
み
)
ると、そこには六十
前後
(
ぜんご
)
と
見
(
み
)
ゆる、すぐれて
品位
(
ひん
)
のよい、
凛々
(
りり
)
しいお
顔
(
かお
)
の、
白衣
(
びゃくい
)
の
老人
(
ろうじん
)
が
黒
(
くろ
)
っぽい
靴
(
くつ
)
を
穿
(
は
)
いて
佇
(
たたず
)
んでいました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
“品位”の意味
《名詞》
(ひんい)人や物に感じられる気高さ。
(ひんい)貨幣に含まれている金や銀の割合。
(ひんい)(context、mineralogy)鉱石の中に含まれているの金属の割合。
(ほんい)律令制で親王の位階。
(出典:Wiktionary)
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
位
常用漢字
小4
部首:⼈
7画
“品”で始まる語句
品
品物
品川
品行
品隲
品評
品格
品々
品質
品性