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勞
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つかれ
ふりがな文庫
“
勞
(
つかれ
)” の例文
新字:
労
恰も好しフランチエスカの君は、臨時の
費
(
つひえ
)
もあるべく又日ごろの
勞
(
つかれ
)
をも忘れしめんとて、百「スクヂイ」の
爲換
(
かはせ
)
を送り給ひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
叩
(
たゝき
)
けれども今日は奉行所へ一同
罷出
(
まかりいで
)
勞
(
つかれ
)
にも
熟
(
よく
)
寢
(
ね
)
こみ居て何分
起出
(
おきいで
)
ぬゆゑ裏口に廻り見るに如何さま久兵衞が逃出したる所らしく戸など
明放
(
あけはな
)
しありしかば
家
(
うち
)
へ入て家内の者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
只〻
門出
(
かどで
)
の勢ひに引きかへて、
戻足
(
もどりあし
)
の打ち
蕭
(
しお
)
れたる樣、さすがに遠路の
勞
(
つかれ
)
とも思はれず。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
裁
(
したて
)
て送んとし
思
(
おもへ
)
ば
定
(
さだめ
)
て
勞
(
つかれ
)
に痩せ昔の
腰圍
(
こしまはり
)
にはあるまじと
衣
(
きぬ
)
を
裁
(
たゝ
)
んとして躊躇するにも似たり
而
(
しか
)
してこれは
丁寧
(
ていねい
)
尚ほ足袋に及ぶ爪先までも心の屆きし事といふべし又次の歌は想ふ人を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
ヨイサといふ
實
(
げ
)
に麓より見上げて胸を衝くばかりの鳥居峠など上らんに右の手の竹杖に岩角を突き斯く唄はゞ其の
勞
(
つかれ
)
を忘るゝ事もあるべし我輩越後に赴きしとき
米山
(
よねやま
)
を越えて後に新潟にて米山節を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
▼ もっと見る
先年私し江戸へ
飛脚
(
ひきやく
)
に赴きし時
鴻
(
こう
)
の
巣
(
す
)
宿
(
じゆく
)
より連歸り其後私し儀は梅と
夫婦
(
ふうふ
)
に成叔母を養ひ置しと申立んとせしが
是迄
(
これまで
)
の
勞
(
つかれ
)
に
息切
(
いききれ
)
強く云兼るに付此後は
專
(
せん
)
其方より申上げ呉よと言ければ其時おせんは首を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
とかうして車に乘れば醉と
勞
(
つかれ
)
にウト/\と
睡
(
ねぶ
)
りかけしがガタリと車は止りて旦那
此
(
こゝ
)
が小野の瀧でござりますと云ふ心得たりと
下
(
お
)
り立しが
泥濘
(
ぬかりみち
)
に下駄は
立
(
たゝ
)
ずバタリと轉べば後より下りし梅花道人またバタリ泥に手を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
勞
部首:⼒
12画
“勞”を含む語句
疲勞
苦勞
勞力
勞働
苦勞人
徒勞
御苦勞
功勞
勞働者
心勞
勞動
勤勞
病勞
苦勞性
勞苦
博勞
御所勞
御苦勞樣
辛勞
勞症
...