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効
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かう
ふりがな文庫
“
効
(
かう
)” の例文
旧字:
效
彼は世を教へんとて、世を救はんとて著作をなせり、然れども著作の真意すでに誤りたれば、世の人はさておき、己れを
安
(
やす
)
むるの
効
(
かう
)
もあらず。
トルストイ伯
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
我々は新聞紙の一隅に「長束正家儀、永々病気の処、
薬石
(
やくせき
)
効
(
かう
)
無く」と云ふ広告を見ても、格別気の毒とは思ひさうもない。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
解熱
(
げねつ
)
の
効
(
かう
)
あるその光、
今夜
(
こんや
)
ここへもさして來て
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
密
(
ひそ
)
かに
窺
(
うかゞ
)
ふに何事もなし
扨
(
さて
)
不審
(
ふしん
)
とは心に思へど色にも
顯
(
あらは
)
さず
已
(
すで
)
に其夜も五ツ時と思ふころ
毒藥
(
どくやく
)
の
効
(
かう
)
總身
(
そうしん
)
に廻り感應院は
俄
(
にはか
)
に七
轉
(
てん
)
八
倒
(
たう
)
して
苦
(
くるし
)
み出せば寶澤はさも
驚
(
おどろ
)
きたる體にて
泣
(
なき
)
ながら
先
(
まづ
)
近所の者へ知せける
土地
(
ところ
)
の者共
驚
(
おどろ
)
き
慌
(
あわ
)
て
早速
(
さつそく
)
名主
(
なぬし
)
へ知せければ名主も
駈付
(
かけつけ
)
醫者
(
いしや
)
よ
藥
(
くすり
)
と
騷
(
さわぎ
)
しに全く
食滯
(
しよくたい
)
ならんなど云
儘
(
まゝ
)
寶澤は心には
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
効
常用漢字
小5
部首:⼒
8画
“効”を含む語句
効果
効力
効験
効能
効々
生効
成効
効性
無効
年効
有効
効目
即効紙
効無
馴染効
効驗
効能書
成効者
頼効
奏効
...