“生効”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いきがい50.0%
いきがひ37.5%
いきが12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
図書 針ばかり片割月かたわれづきの影もささず、下に向えば真の暗黒やみ。男が、足を踏みはずし、壇を転がり落ちまして、不具かたわになどなりましては、生効いきがいもないと存じます。
天守物語 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
本当に、生効いきがひがあるといふ時が来るであらう。しかし、その時、その時が何れほど好いか。何れほど満足であるか。また何れほど予想に異つてあらはれて来るか。
大阪で (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
貴下あなた生効いきがひのないわたくしばちあたれ、んでもかまはん。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)