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薬石
ふりがな文庫
“薬石”の読み方と例文
読み方
割合
やくせき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくせき
(逆引き)
我々は新聞紙の一隅に「長束正家儀、永々病気の処、
薬石
(
やくせき
)
効
(
かう
)
無く」と云ふ広告を見ても、格別気の毒とは思ひさうもない。
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その中の一つは柳田平治の長剣によって切って四段とされたが、まだ二三枚はここに完全に残されたもの——腹がすいてきた、これもまた、時にとっての
薬石
(
やくせき
)
。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
薬石
(
やくせき
)
尽
(
こと/″\
)
く無用、自ら病を求めて病が
起
(
おこ
)
るのじゃ、其の病を自分手に
拵
(
こしら
)
え、遂に煩悩という
苦悩
(
なやみ
)
も出る、
之
(
これ
)
を知らずに居って、今死ぬという間際の時に、あゝ悪いことをした、あゝせつない何う仕よう
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
薬石(やくせき)の例文をもっと
(3作品)
見る
“薬石”の意味
《名詞》
薬と石針(古い医療器具)。治療法。薬。
体に有用なものや言葉。
古くは禅寺で午後は食事をとらなかったことから、空腹を和らげるため、腹部にあてた温石のこと。また、温石の代わりの粥などの食事。
(出典:Wiktionary)
“薬石”の解説
薬石(やくせき)は、禅宗で、夕食のことである。
(出典:Wikipedia)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
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