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其間
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そのま
ふりがな文庫
“
其間
(
そのま
)” の例文
連れて我が
家
(
や
)
へ立歸りたり
其間
(
そのま
)
に夜も
明
(
あけ
)
ければ長兵衞は傳馬町なる平右衞門方へ
到
(
いた
)
り右の次第を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
特
(
こと
)
に
小形
(
こがた
)
の「フランネル」の
水兵服
(
すいへいふく
)
を、
裁縫係
(
さいほうがゝり
)
の
水兵
(
すいへい
)
に
命
(
めい
)
ずるやら、いろ/\
取計
(
とりはか
)
らつて
呉
(
く
)
れる、
其間
(
そのま
)
に、
大佐
(
たいさ
)
より
命令
(
めいれい
)
のあつた
吾等
(
われら
)
の
居室
(
ゐま
)
の
準備
(
じゆんび
)
も
出來
(
でき
)
たので、
其處
(
そこ
)
に
導
(
みちび
)
かれ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
鋭い眼でじろりと睨まれて、気の弱いお清は思わず
立縮
(
たちすく
)
んだ。
其間
(
そのま
)
にお杉は出て行く。お葉も後から
躡
(
つ
)
いて行った。正午に近い冬の日は明るく晴れて、蒼い空には黒い鳥の
一群
(
ひとむれ
)
が飛んで渡った。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
コバルトと赤と
薄黄
(
うすき
)
の三
色
(
しよく
)
で濃厚な中に沈静な
趣
(
おもむき
)
を出した「菊と
薔薇
(
ばら
)
の
間
(
ま
)
」が最も気に入つた。
其間
(
そのま
)
に属した小さな控室に一
鵬斎
(
ほうさい
)
の美人絵が薄
明
(
あかり
)
に
照
(
てら
)
されて二枚
掛
(
かゝ
)
つて居るのも好い
取合
(
とりあはせ
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
『
書
(
か
)
き
給
(
たま
)
へ、
僕
(
ぼく
)
は
其間
(
そのま
)
にこれを
直
(
なほ
)
すから。』
画の悲み
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後