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会
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ゑ
ふりがな文庫
“
会
(
ゑ
)” の例文
旧字:
會
師弟共に黙して
雨声
(
うせい
)
を
聴
(
き
)
くもの多時、忽ち
一人
(
いちにん
)
あり。高歌して門外を過ぐ。芳涯
莞爾
(
くわんじ
)
として、諸弟子を顧みて曰、「
会
(
ゑ
)
せりや」と。句下殺人の意あり。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕には
未
(
ま
)
だ翁の近年の作の妙味が十分
会
(
ゑ
)
得せられないが
飽迄
(
あくまで
)
も
若若
(
わかわか
)
しい
此
(
この
)
翁の心境は例の真夏の花を嗅ぐ様な豊艶多肉な女を
倦
(
う
)
む色もなく描いて居る。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
固より
壊空
(
ゑくう
)
の理を
諦
(
たい
)
して意欲の
火炎
(
ほのほ
)
を胸に揚げらるゝこともなく、
涅槃
(
ねはん
)
の真を
会
(
ゑ
)
して執着の
彩色
(
いろ
)
に心を染まさるゝことも無ければ、堂塔を興し伽藍を立てんと望まれしにもあらざれど
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
これを案じ得ない三四郎は、現に遠くから、
寂滅
(
じやくめつ
)
の
会
(
ゑ
)
を文字の上に
眺
(
なが
)
めて、夭折の憐れを、三尺の
外
(
そと
)
に感じたのである。しかも、悲しい筈の所を、
快
(
こゝろ
)
よく眺めて、
美
(
うつ
)
くしく感じたのである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
法
(
のり
)
の
会
(
ゑ
)
の花の
莚
(
むしろ
)
に花咲きて
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
誰カ我ガ禅ヲ
会
(
ゑ
)
スヤ
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
妙
(
たへ
)
の
御法
(
みのり
)
の
会
(
ゑ
)
にも
逢
(
あ
)
ひけり
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
“会”の意味
《名詞》
(カイ)一定の目的をもって人が集まること。会合、集会。
(カイ)一定の目的をもって組織された集団。会派。
(出典:Wiktionary)
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
“会”を含む語句
機会
出会
立会
都会
会話
宴会
教会
社会
夜会服
会合
会得
集会
会釈
附会
会堂
茶会
密会
会場
会議
黙会
...