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火炎
ふりがな文庫
“火炎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほのほ
35.7%
ほのお
28.6%
かえん
21.4%
ほむら
14.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほのほ
(逆引き)
銀之助は独り
炉辺
(
ろばた
)
に残つて燃え上る『ぼや』の
火炎
(
ほのほ
)
を
眺
(
なが
)
め乍ら、
斯
(
か
)
ういふ切ない境遇のなかにも屈せず倒れずに
行
(
や
)
る気で居るお志保の心の若々しさを感じた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
火炎(ほのほ)の例文をもっと
(5作品)
見る
ほのお
(逆引き)
枕許の畳を盗むように通る鼠の足音まで恐しくなって、首を持上げて見る度に、赤々と炉に燃上る楢の
火炎
(
ほのお
)
は煤けた壁に映っておりました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
火炎(ほのお)の例文をもっと
(4作品)
見る
かえん
(逆引き)
いまにも、
火炎
(
かえん
)
を吹きだし、その熱で、窓ガラスをとかしてしまうのではないかと思われるばかりです。
夜光人間
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
火炎(かえん)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
ほむら
(逆引き)
出入るものに感応寺の塔の地曳の今日済みたり
柱立式
(
はしらだて
)
昨日済みしと聞く度ごとに忌〻敷、嫉妬の
火炎
(
ほむら
)
衝き上がりて、汝十兵衞恩知らずめ、
良人
(
うち
)
の心の広いのをよい事にして付上り
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
火炎(ほむら)の例文をもっと
(2作品)
見る
“火炎”の意味
《名詞》
火 炎(かえん、歴史的仮名遣い:くゎえん、「火焰」の「同音の漢字による書きかえ」)
ほのお。
(出典:Wiktionary)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
炎
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
“火炎”で始まる語句
火炎不動
検索の候補
火炎不動
炎火
執炎業火
“火炎”のふりがなが多い著者
幸田露伴
島崎藤村
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
海野十三
泉鏡花