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上樣
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うへさま
ふりがな文庫
“
上樣
(
うへさま
)” の例文
新字:
上様
「あわてるな、八、そいつは素人料簡だ。
系圖
(
けいづ
)
を背中に彫物にしたところで、それを
上樣
(
うへさま
)
のお目にかけるわけに行くまい」
銭形平次捕物控:300 系図の刺青
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
以て御内意伺ひし處
上樣
(
うへさま
)
には御覺悟有せらるゝとの仰なり隨分
粗略
(
そりやく
)
なく御取計ひ有べく候
尚
(
なほ
)
御機嫌
(
ごきげん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
話すよ——、薄々世間でも知つて居ることだ——、雜司ヶ谷の鷹野の歸り、
上樣
(
うへさま
)
には決つて、大塚御藥園へ御立寄りになる。あの中に新築した高田御殿で、一と
椀
(
わん
)
の御藥湯を
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
天一坊儀
上樣
(
うへさま
)
の
御落胤
(
ごらくいん
)
に相違なしと存じ奉つり
先達
(
さきだつ
)
て此段上聞に
達
(
たつ
)
し候へ共
退
(
しりぞ
)
きて
倩々
(
つら/\
)
考
(
かんが
)
へ候へば
聊
(
いさゝ
)
か
不審
(
ふしん
)
の事も御座候故御
證據
(
しようこ
)
は
慥
(
たしか
)
の御品ながら當人は
若
(
もし
)
紛
(
まぎ
)
らはしき者にやと心付候へ共
重役
(
ぢうやく
)
共一同申上候儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「盜つたのは物もあらうに、
上樣
(
うへさま
)
お聲掛りで勘定奉行から引渡された千兩箱が二つ」
銭形平次捕物控:003 大盗懺悔
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
進
(
すゝみ
)
申樣天一坊樣御身分の儀は
只今
(
たゞいま
)
の書付にて
委
(
くは
)
しく御承知ならんが御腹の儀御
不審
(
ふしん
)
御
尤
(
もつ
)
ともに存候されば拙者より
委細
(
ゐさい
)
申上べし
抑
(
そも
)
當
(
たう
)
將軍樣
紀州
(
きしう
)
和歌山
(
わかやま
)
加納將監方
(
かなふしやうげんかた
)
に御部屋住にて渡らせ給ふ
節
(
せつ
)
將監
(
しやうげん
)
妻
(
さい
)
の
召使
(
めしつか
)
ふ
腰元
(
こしもと
)
澤
(
さは
)
の
井
(
ゐ
)
と申
婦女
(
ふぢよ
)
の
上樣
(
うへさま
)
御情
(
おんなさけ
)
懸
(
かけ
)
させられ御胤を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「
上樣
(
うへさま
)
には、又
雜司
(
ざふし
)
ヶ
谷
(
や
)
の御
鷹狩
(
たかがり
)
を仰せ出された」
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
上樣
(
うへさま
)
のお着き」
銭形平次捕物控:001 金色の処女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
樣
部首:⽊
15画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟