“をくびやう”の漢字の書き方と例文
語句割合
臆病100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其頃(そのころ)歐羅巴(エウロツパ)の諸(しよ)新聞(しんぶん)は筆(ふで)を揃(そろ)へて、弦月丸(げんげつまる)の遭難(さうなん)を詳報(しやうほう)し、かの臆病(をくびやう)なる船長等(せんちやうら)の振舞(ふるまひ)をば痛(いた)く攻撃(こうげき)すると共(とも)に『日本人(につぽんじん)の魂(たましひ)。』なんかと標題(みだし)を置(お)いて
と言(い)つて、赤(あか)くなつた私(わたし)の手(て)を熱(あつ)い唇(くちびる)でひつたりと吸(す)ひました。布団(ふとん)を眼深(まぶか)かにかぶつた小鳩(こばと)のやうに臆病(をくびやう)な少年(せうねん)はおど/\しながらも、女(おんな)のするがまヽにまかせてゐた。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)
呆(あき)れた人間(にんげん)共(ども)だ、其樣(そん)な臆病(をくびやう)な船長(せんちやう)なんかは、逃(に)げたとてどうせ六(ろく)な事(こと)はあるまい、波(なみ)でも喰(くら)つて斃死(へたば)つてしまつたらうが、※一(まんいち)生(い)きてゞも居(ゐ)やうものなら、此(この)武村新八(たけむらしんぱち)が承知(しやうち)しねえ、世間(せけん)の見懲(みせしめ)に