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みあやま
ふりがな文庫
“みあやま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
見誤
54.5%
看錯
9.1%
見謬
9.1%
見過
9.1%
見錯
9.1%
観過
9.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見誤
(逆引き)
一
體
(
たい
)
中根
(
なかね
)
は
平素
(
へいそ
)
は
決
(
けつ
)
して
成績佳良
(
せいせきかりやう
)
の
方
(
はう
)
ではなかつた。
己
(
おれ
)
も
度度
(
たびたび
)
嚴
(
きび
)
しい
小言
(
こごと
)
を
云
(
い
)
つた。が、
人間
(
にんげん
)
の
眞面目
(
しんめんもく
)
は
危急
(
ききふ
)
の
際
(
さい
)
に
初
(
はじ
)
めて
分
(
わか
)
る。
己
(
おれ
)
は
中根
(
なかね
)
の
眞價
(
しんか
)
を
見誤
(
みあやま
)
つてゐた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
みあやま(見誤)の例文をもっと
(6作品)
見る
看錯
(逆引き)
中にも良三の父は神田
松枝町
(
まつえだちょう
)
に開業して、市人に
頓才
(
とんさい
)
のある、
見立
(
みたて
)
の上手な医者と称せられ、その
肥胖
(
ひはん
)
のために
瞽者
(
こしゃ
)
と
看錯
(
みあやま
)
らるる
面
(
おもて
)
をば
汎
(
ひろ
)
く
識
(
し
)
られて、家は富み栄えていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
みあやま(看錯)の例文をもっと
(1作品)
見る
見謬
(逆引き)
さるほどに汽船の出発は大事を取りて、十分に天気を信ずるにあらざれば、
解纜
(
かいらん
)
を
見合
(
みあわ
)
すをもて、
却
(
かえ
)
りて危険の
虞
(
おそれ
)
寡
(
すくな
)
しと
謂
(
い
)
えり。されどもこの日の
空合
(
そらあい
)
は不幸にして
見謬
(
みあやま
)
られたりしにあらざるなきか。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
みあやま(見謬)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
見過
(逆引き)
こうして種々な手紙が新しい家まで舞込んで来るのは、別に三吉には不思議でもなかった。唯、妻が
自己
(
おのれ
)
の
周囲
(
まわり
)
を
見過
(
みあやま
)
らないで、
従順
(
すなお
)
に働いてくれさえすればそれで可い、こう思った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
みあやま(見過)の例文をもっと
(1作品)
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見錯
(逆引き)
これは或は私の
見錯
(
みあやま
)
りであったかも知れない。しかし私は今でも君に欺かれたとは信ぜない。
二人の友
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
みあやま(見錯)の例文をもっと
(1作品)
見る
観過
(逆引き)
第一には、人を
視
(
み
)
る
明
(
めい
)
を誤ったことである。これは将として自己の全軍に絶大な信を
失墜
(
しっつい
)
する。かつても彼はずいぶん人を
処断
(
しょだん
)
しているが、その人間を
観過
(
みあやま
)
って断じたことはない。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
みあやま(観過)の例文をもっと
(1作品)
見る
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みすご
みあや