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処断
ふりがな文庫
“処断”の読み方と例文
読み方
割合
しょだん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょだん
(逆引き)
物の判断に
於
(
おい
)
ても感覚を広く鋭くする事によって充分に正確に
処断
(
しょだん
)
する事が出来るものであり、また実際現代の女性たちは意識無意識に
拘
(
かかわ
)
らず
異性に対する感覚を洗練せよ
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
よくその
処断
(
しょだん
)
をあやまらず、国の滅亡を
支
(
ささ
)
えて、領土の民の安穏を保つにあると信じますので、これへ参って、殿のお怒りにふれても、所信をとおす覚悟にございます
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
第一には、人を
視
(
み
)
る
明
(
めい
)
を誤ったことである。これは将として自己の全軍に絶大な信を
失墜
(
しっつい
)
する。かつても彼はずいぶん人を
処断
(
しょだん
)
しているが、その人間を
観過
(
みあやま
)
って断じたことはない。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
処断(しょだん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“処断”の意味
《名詞》
処断(しょだん)
裁いて決めること。裁決。
(出典:Wiktionary)
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
“処”で始まる語句
処
処女
処々
処刑
処置
処分
処刑場
処女心
処刑台
処方
“処断”のふりがなが多い著者
吉川英治
岡本かの子