トップ
>
見誤
ふりがな文庫
“見誤”の読み方と例文
読み方
割合
みあやま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みあやま
(逆引き)
数十年の間山中に
暮
(
くら
)
せる者が、石と鹿とを
見誤
(
みあやま
)
るべくもあらず、全く
魔障
(
ましょう
)
の
仕業
(
しわざ
)
なりけりと、この時ばかりは猟を
止
(
や
)
めばやと思いたりきという。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
一
體
(
たい
)
中根
(
なかね
)
は
平素
(
へいそ
)
は
決
(
けつ
)
して
成績佳良
(
せいせきかりやう
)
の
方
(
はう
)
ではなかつた。
己
(
おれ
)
も
度度
(
たびたび
)
嚴
(
きび
)
しい
小言
(
こごと
)
を
云
(
い
)
つた。が、
人間
(
にんげん
)
の
眞面目
(
しんめんもく
)
は
危急
(
ききふ
)
の
際
(
さい
)
に
初
(
はじ
)
めて
分
(
わか
)
る。
己
(
おれ
)
は
中根
(
なかね
)
の
眞價
(
しんか
)
を
見誤
(
みあやま
)
つてゐた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
与力満谷剣之助の前でわざと喬之助を喧嘩渡世の茨右近と
見誤
(
みあやま
)
り、そこへ
匿
(
かくま
)
えと言わんばかりに教えたのも、この日本橋長谷川町の岡っ引き金山寺屋の音松ではなかったか。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
見誤(みあやま)の例文をもっと
(6作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
誤
常用漢字
小6
部首:⾔
14画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見誤”のふりがなが多い著者
本多静六
南部修太郎
林不忘
柳田国男
江戸川乱歩
海野十三