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ぶらぶら
ふりがな文庫
“ぶらぶら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
彷徨
42.9%
悒々
14.3%
懕々
14.3%
揺曳
14.3%
緩縦
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彷徨
(逆引き)
痛い頭を
萎
(
な
)
やそうとして、笹村は机を離れてふと外へ出て見た。そして裏の空地を
彷徨
(
ぶらぶら
)
して、また明るい部屋へ戻って見た。K—はまだちびりちびり飲み続けていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ぶらぶら(彷徨)の例文をもっと
(3作品)
見る
悒々
(逆引き)
それが為に始終
悒々
(
ぶらぶら
)
と
全
(
まる
)
で
疾
(
わづら
)
つてをるやうな気分で、
噫
(
ああ
)
もうこんななら、いつそ死んで
了
(
しま
)
はう、と
熟
(
つくづ
)
くさうは思ひながら、
唯
(
たつた
)
もう一目、一目で可うございますから
貫一
(
かんいつ
)
さんに逢ひませんでは
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぶらぶら(悒々)の例文をもっと
(1作品)
見る
懕々
(逆引き)
今日まで
懕々
(
ぶらぶら
)
致候
(
いたしさふらふ
)
て、唯々
懐
(
なつかし
)
き
御方
(
おんかた
)
の事のみ
思続
(
おもひつづ
)
け
候
(
さふらふ
)
ては、みづからの
儚
(
はかな
)
き儚き身の上を
慨
(
なげ
)
き、胸は
愈
(
いよい
)
よ痛み、目は
見苦
(
みぐるし
)
く
腫起
(
はれあが
)
り候て、今日は
昨日
(
きのふ
)
より
痩衰
(
やせおとろ
)
へ
申候
(
まをしさふらふ
)
。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぶらぶら(懕々)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
揺曳
(逆引き)
鬘
(
かつら
)
を
被
(
き
)
たるやうに
梳
(
くしけづ
)
りたりし彼の髪は
棕櫚箒
(
しゆろぼうき
)
の如く乱れて、
環
(
かん
)
の
隻
(
かたかた
)
捥
(
も
)
げたる羽織の
紐
(
ひも
)
は、
手長猿
(
てながざる
)
の月を
捉
(
とら
)
へんとする
状
(
かたち
)
して
揺曳
(
ぶらぶら
)
と
垂
(
さが
)
れり。主は見るよりさも
慌
(
あわ
)
てたる顔して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぶらぶら(揺曳)の例文をもっと
(1作品)
見る
緩縦
(逆引き)
左の肩の骨が少し
摧
(
くだ
)
けたとかで、手が
緩縦
(
ぶらぶら
)
になつて
了
(
しま
)
つたの、その外紫色の
痣
(
あざ
)
だの、
蚯蚓腫
(
めめずばれ
)
だの、
打切
(
ぶつき
)
れたり、
擦毀
(
すりこは
)
したやうな
負傷
(
きず
)
は、お前、体一面なのさ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ぶらぶら(緩縦)の例文をもっと
(1作品)
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