“ぶらぶら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
彷徨33.3%
悒々16.7%
懕々16.7%
揺曳16.7%
緩縦16.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして裏の空地を彷徨ぶらぶらして、また明るい部屋へ戻って見た。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
にぎやかなところばかりにいたお銀は、夜その下を通るたびに、歩をはやめる癖があったが、ある日暮れ方に、笹村にい出されるようにして、そこまで来て彷徨ぶらぶらしていたこともあった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
それが為に始終悒々ぶらぶらまるわづらつてをるやうな気分で、ああもうこんななら、いつそ死んでしまはう、とつくづくさうは思ひながら、たつたもう一目
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
今日まで懕々ぶらぶら致候いたしさふらふて、唯々なつかし御方おんかたの事のみ思続おもひつづさふらふては、みづからのはかなき儚き身の上をなげ
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
かつらたるやうにくしけづりたりし彼の髪は棕櫚箒しゆろぼうきの如く乱れて、かんかたかたげたる羽織のひもは、手長猿てながざるの月をとらへんとするかたちして揺曳ぶらぶらさがれり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
左の肩の骨が少しくだけたとかで、手が緩縦ぶらぶらになつてしまつたの、その外紫色のあざだの、蚯蚓腫めめずばれだの、打切ぶつきれたり、擦毀すりこはしたやうな負傷きずは、お前、体一面なのさ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)