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彷徨
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ぶらぶら
ふりがな文庫
“
彷徨
(
ぶらぶら
)” の例文
「ちよつと、そこいらを
彷徨
(
ぶらぶら
)
してゐてお呉れね。いくら田舎でもお役所だからね。お前を一緒に伴れて行くのも変だからね?」
島の唄
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
痛い頭を
萎
(
な
)
やそうとして、笹村は机を離れてふと外へ出て見た。そして裏の空地を
彷徨
(
ぶらぶら
)
して、また明るい部屋へ戻って見た。K—はまだちびりちびり飲み続けていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
賑
(
にぎ
)
やかなところばかりにいたお銀は、夜その下を通るたびに、歩を
迅
(
はや
)
める癖があったが、ある日暮れ方に、笹村に
逐
(
お
)
い出されるようにして、そこまで来て
彷徨
(
ぶらぶら
)
していたこともあった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
お庄はしばらくそこを
彷徨
(
ぶらぶら
)
していた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“彷徨”の意味
《名詞》
彷徨(ほうこう)
さまよい歩くこと。うろつくこと。
(出典:Wiktionary)
彷
漢検1級
部首:⼻
7画
徨
漢検1級
部首:⼻
12画
“彷徨”で始まる語句
彷徨彳亍