“ひぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒヂ
語句割合
肘38.0%
肱37.0%
臂14.8%
泥10.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
裾野(すその)の煙(けむり)長(なが)く靡(なび)き、小松原(こまつばら)の靄(もや)廣(ひろ)く流(なが)れて、夕暮(ゆふぐれ)の幕(まく)更(さら)に富士山(ふじさん)に開(ひら)く時(とき)、其(そ)の白妙(しろたへ)を仰(あふ)ぐなる前髮(まへがみ)清(きよ)き夫人(ふじん)あり。肘(ひぢ)を輕(かる)く窓(まど)に凭(よ)る。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
それからはつと思つて気が附いて見ますと、磯貝さんはいつの間にかデスクに肱(ひぢ)を持たせて、何か書いて入らつしやるのでございます。
魔睡 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
媼は痩せたる臂(ひぢ)さし伸べて、洞門を掩(おほ)へる蔦蘿(つたかづら)の帳(とばり)の如くなるを推し開くに、外面(とのも)は暗夜なりき。濕りたる濃き霧は四方の山岳を繞(めぐ)れり。
『大御田のみなわも泥(ひぢ)もかきたれてとるやさ苗は我が君の爲』
愛国百人一首に関連して (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)