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とうぼう
ふりがな文庫
“とうぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
逃亡
46.2%
悼亡
15.4%
刀鋩
7.7%
東房
7.7%
東方
7.7%
沓茫
7.7%
藤某
7.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逃亡
(逆引き)
あの者は、
源氏閣
(
げんじかく
)
の上より
逃亡
(
とうぼう
)
して、その
後
(
ご
)
ゆくえ知れずになっていた
咲耶子
(
さくやこ
)
という
不敵
(
ふてき
)
な女、ことに、
浜松城
(
はままつじょう
)
に
差
(
さ
)
し立てることになっている
罪人
(
ざいにん
)
じゃ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とうぼう(逃亡)の例文をもっと
(6作品)
見る
悼亡
(逆引き)
訪問は見合せる事にしたが、
昨日
(
きのう
)
の新橋事件を思い出すと、どうも浩さんの事が気に掛ってならない。何らかの手段で親友を
弔
(
とむら
)
ってやらねばならん。
悼亡
(
とうぼう
)
の句などは出来る
柄
(
がら
)
でない。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とうぼう(悼亡)の例文をもっと
(2作品)
見る
刀鋩
(逆引き)
パッ! 伸び来る
刀鋩
(
とうぼう
)
を柄で叩くが早いか、側転! そのまま打ちおろして、手をかけた障子が自ら滑り出したように思わず
空
(
くう
)
を泳いでいた栄三郎を
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
泰軒の
刀鋩
(
とうぼう
)
が、轟玄八のひばらを刺したのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
とうぼう(刀鋩)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
東房
(逆引き)
四辺
(
あたり
)
は真暗に暮れてしまって
雨気
(
あまけ
)
をふくんだ風が出た。李張は
何時
(
いつ
)
の間にか邸内へ入り、燭の見えている
東房
(
とうぼう
)
の方へ往って、そこの窓から内を
覗
(
のぞ
)
いてみた。
悪僧
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
彼は女のさがって往く
房
(
へや
)
はどこだろうと考えたあげく、
西房
(
せいぼう
)
の方へ往ってその窓から
覗
(
のぞ
)
いた。
東房
(
とうぼう
)
からさがって来た夫人が物悩ましそうに坐って耳を
澄
(
す
)
ますようにしていた。
悪僧
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
とうぼう(東房)の例文をもっと
(1作品)
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東方
(逆引き)
この時日は既に
万家
(
ばんか
)
の
棟
(
むね
)
に没しても、
尚
(
な
)
お
余残
(
なごり
)
の影を
留
(
とど
)
めて、西の半天を薄紅梅に
染
(
そめ
)
た。顧みて
東方
(
とうぼう
)
の半天を眺むれば、
淡々
(
あっさり
)
とあがった水色、
諦視
(
ながめつめ
)
たら
宵星
(
よいぼし
)
の一つ二つは
鑿
(
ほじ
)
り出せそうな
空合
(
そらあい
)
。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
とうぼう(東方)の例文をもっと
(1作品)
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沓茫
(逆引き)
峠のトンネルを抜けて、
沓茫
(
とうぼう
)
とした軽井沢の高原へ出ると、いままで汽車の窓から見た風物とは、衣物の表と裏のように、はっきりと彩を変えていた。
酒徒漂泊
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
とうぼう(沓茫)の例文をもっと
(1作品)
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藤某
(逆引き)
「我藩士彦君。温性而雄志。」士彦は寛政十一年生で、戊子には三十歳であつた。「君劣卅平頭。少於吾廿二。」士彦は曾て菅茶山の塾にゐて、後に
藤某
(
とうぼう
)
の門に入つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
とうぼう(藤某)の例文をもっと
(1作品)
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