“だうけう”の漢字の書き方と例文
語句割合
道教100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また日本にほん小説せうせつによくあらはれる魔法遣まはふづかひが、不思議ふしぎげいえんずるのはおほくは、一はん佛教ぶつけうから一はん道教だうけう仙術せんじゆつからたものとおもはれる。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
儒學じゆがくつても、道教だうけうつても、佛法ぶつぱふつても基督教クリストけうつてもおなことである。かうひとふか這入はひむと日々ひゞつとめすなはみちそのものになつてしまふ。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
其後そのご支那しなから、道教だうけう妖怪思想えうくわいしさうり、佛教ぶつけうとも印度思想いんどしさうはいつてて、日本にほん化物ばけもの此爲このため餘程よほど豊富ほうふになつたのである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
くて支那しなにはむかしから化物思想ばけものしさう非常ひぜう發達はつたつなかにはきはめて雄大ゆうだいなものがある。もつと儒教じゆけうはうでは孔子こうし怪力亂神くわいりきらんしんかたらず、鬼神妖怪きじんえうくわいかないが道教だうけうはうではさかんこれ唱道しやうだうするのである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)