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たつちゆう
ふりがな文庫
“たつちゆう”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
タツチユウ
語句
割合
塔頭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塔頭
(逆引き)
それから
逆戻
(
ぎやくもど
)
りをして
塔頭
(
たつちゆう
)
を
一々
(
いち/\
)
調
(
しら
)
べに
懸
(
かゝ
)
ると、
一窓庵
(
いつさうあん
)
は
山門
(
さんもん
)
を
這入
(
はい
)
るや
否
(
いな
)
やすぐ
右手
(
みぎて
)
の
方
(
はう
)
の
高
(
たか
)
い
石段
(
いしだん
)
の
上
(
うへ
)
にあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
むかし天龍寺
塔頭
(
たつちゆう
)
のある寺にあつた書院の杉戸は、探幽の筆として聞えてゐたが、戸には李白一人が
画
(
か
)
いてあつて、滝らしいものが一向に書いてなかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
此
(
この
)
間
(
あひだ
)
迄
(
まで
)
侍者
(
じしや
)
をしてゐましたが、
此頃
(
このごろ
)
では
塔頭
(
たつちゆう
)
にある
古
(
ふる
)
い
庵室
(
あんしつ
)
に
手
(
て
)
を
入
(
い
)
れて、
其所
(
そこ
)
に
住
(
す
)
んでゐるとか
聞
(
き
)
きました。
何
(
ど
)
うですか、まあ
着
(
つ
)
いたら
尋
(
たづ
)
ねて
御覽
(
ごらん
)
なさい。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
と
書
(
か
)
いて
呉
(
く
)
れる
時
(
とき
)
、わざ/\
注意
(
ちゆうい
)
があつたので、
宗助
(
そうすけ
)
は
禮
(
れい
)
を
云
(
い
)
つて
手紙
(
てがみ
)
を
受取
(
うけと
)
りながら、
侍者
(
じしや
)
だの
塔頭
(
たつちゆう
)
だのといふ
自分
(
じぶん
)
には
全
(
まつた
)
く
耳
(
みゝ
)
新
(
あた
)
らしい
言葉
(
ことば
)
の
説明
(
せつめい
)
を
聞
(
き
)
いて
歸
(
かへ
)
つたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
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